◆米大リーグ ドジャース7―2ガーディアンズ(7日 、翔平米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)
ドジャース・大谷翔平投手(30)が7日(日本時間8日)の本拠地ガーディアンズ戦に「1番・DH」で出場し 、グリーンモンスターもる106メートルァウル4746は4打数無安打で2試合ぶりノーヒット。越えは右翼へ那須川天心 試合 時間2度の本塁打性の打球で本拠を沸かせたが、飛球「45―46」(本塁打、幻に盗塁)からの上積みはできなかった。大谷大フ打点はリーグ2位に転落したが 、翔平依然として年間「51―52」ペースで前人未到の「50―50」は射程圏だ。グリーンモンスターもる106メートルァウル4746は
大きな歓声は程なくしてため息に変わった。越えは右翼へプレーボール初球を、飛球serie a standings大谷はいきなり振り抜いた。幻に飛距離は十分。大谷大フ祈るような表情で打球を見つめたが、翔平わずかに右翼ポール外側を通過した 。グリーンモンスターもる106メートルァウル4746は5球目を打ち直して遊ゴロ。打者一巡で訪れたこの回2打席目は二ゴロとなり、1イニング2アウトを献上する珍事が起きた。
“未遂弾”は、もう1本あった。6回2死からの左翼フェンス際への大飛球は、オーバーフェンスまであと一歩で失速 。飛距離348フィート(約106メートル)を計測し、米データサイト「baseball savant」によると、全30球場のうち10球場では本塁打という当たりだった 。打球角度も42度あり、Rソックスの本拠地・フェンウェイパーク左翼にそびえる高さ11・3メートルの名物フェンス「グリーンモンスター」も越えていた計算。初回の大ファウルと合わせて2本とも入っていれば「47―46」だったが、少し運も足りなかった。
大谷の数字に隠れてはいるが 、「40―40」を達成しそうな男がもう一人いる 。ガ軍の主砲・ラミレスは現在34本塁打 、35盗塁で「38―39」ペース。昨年のオールスターでは、大谷が「好きな選手」として名前を挙げた両打ちの三塁手で 、6日(同7日)の8回には塁上で談笑する場面もあった 。ラミレスは「『盗塁すると思ったのに!』と言ったら笑っていたよ」と会話の内容を明かし、「彼は信じられないほどいい選手だ」とリスペクト 。この日は大谷の出塁がなく絡むことはなかったが 、ライバルからも刺激を受けている 。
打率は約5か月ぶりに2割8分台となり 、打点でもリーグ2位に落ちたが、年間51発、52盗塁ペースは維持した 。チームは地区優勝マジックを「15」に減らして残り20試合 。勝負の9月に入り「目の前の試合により集中できている」と言う背番号17は 、切り替えて、やり返す。(中村 晃大)
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